コロナの影も微塵も感じていなかった、
去年の8月頃のお話しさ。







外から戻ってきて、
アパートのロビーエレベーターへと
向かったワタシ。

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ワタシの前に1人、
既にエレベーターを
待っている人が…って、

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注:これを描いている今、
相方が背後におる。
男前キノコを描いていて
説明を求められたら
めんどいので、
スパゲティにしてみました。

チョコレート色の艶のある髪と瞳。

肌の色は蝋石のような
生っちろい色ではなく、
ミルクたっぷりのカフェラテ…。

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何をするわけでもないの。

団地妻の清い潤いよ!

ワタシが心の中でひっそりと
ヒャンヒャンしていたら、
エレベーターが着いた。

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_______________

イタリア人

この語尾を伸ばす(英語の)鈍り、
やっぱりイタリア〜ン!

「お先にエレベーターにお乗り下さい」
なんて、

ひゃ〜んっ、紳士!

 団地妻を先に乗せてくれたわ!

感謝

 先にシャワーも浴びちゃうぞっ!

ワタシが乗った後に続いて
乗り込んできた
イタリアンナイスルッキンガイ。 

彼の部屋の方が下の階だったようで、

チーンッ

先に降りようとするイタリアン。

降り際に、

別れ

"Have a good day."

絡みつくような鈍りで
甘美な言葉を投げかけてくる
彼に対し、
ワタシはありったけの笑顔で応えた。

そうして彼はワタシを置いて、
エレベーターを降りた。

いつもなら“閉“ボタンを押して
とっととドアを閉める
ワタシだけれど、
今日ばかりは彼の余韻に浸るため、
その場にただ立ってるのが精一杯。

彼の残り香コロンも
森林浴のように吸引。







程なくしてワタシも
自分のアパートの階に着き、
自宅へと戻った。

「今日は良い1日だったね、ワタシ!」

そう自分自身に言いながら、
去り際に彼に向けた笑顔を
玄関の鏡前で再現してみた。

「彼に可愛く映ったかなぁ、ワタシ…。」

ほうれん草

_______________

歯

ほうれん草
歯に
挟まっとるやんけ!

消えてしまいたい!!

ワタシを辱めたあのイタリア人男、
もう二度と会いたくない!


うちの夫です。↓




パスタマシーン。
紙を透明のシートに封じ込める
あの機械みたい。

マルカート アトラスモーター/パスタマシーンATL-150用 標準カッター 1.5mm/6.5mm APS-39[関連:MARCATO ATLAS イタリア パスタ 製麺機 オプション]
マルカート アトラスモーター/パスタマシーンATL-150用 標準カッター 1.5mm/6.5mm APS-39[関連:MARCATO ATLAS イタリア パスタ 製麺機 オプション]


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