ワタシがアパルトヘイトを知ったのは、
確か、小学校の教科書で。
1段落くらいの
ちょっとだけの説明だったけれど、
「どえらいもんがあるんやなぁ…」
と、子供心にインパクトを受けた
のを覚えている。
何年も前、同僚であった
南アフリカからの移民である
コレット(実名)が、
「ある日、そのおじさんが、
いつものように道端で
お花を売っていると、
強盗に会い、
銃で撃たれて亡くなったわ。」
「私はあの国には、
絶対に戻らないっ!」
コレットのこのお話も
ワタシに強烈な印象を与えた。
最近、相方が部下を我が家に呼んで
もてなし大会が続いている…。
料理をするのは、
当然ワタシさ。
しんどいよぉ。
まっ、とにかく、
先日、南アフリカ人夫妻の
ルイ(部下)とヘンリエット(その妻)
(共に実名)がやってきて、
途中で話題が、
になった。
ワタシはこの単語を知らんかったが、
話の内容から、
「あっ、アパルトヘイトか!」
と気づいたもんさ。
ルイとヘンリエットは50代の白人。
ワタシにとって、
”教科書の中での出来事”
であるアパルトヘイトが、
生まれた時から
生活の中にあった人たち。
ルイが言っていた、
「自分でも間違っていることは
知っているし、
恥ずかしいけれど…
差別意識、って
そんなもんなんだと思う。
昨夜は、今度は違う南アフリカ人夫妻の
ギャレス(部下)とジャン(その妻)
(共に実名)がやってきた。
彼らは30代の白人。
ジャンの話によると…
ギャレスもジャンも、
学校には白人しかおらんかったそうな。
うん、生徒、おそらく先生も
全員が白人。
その保護者への手紙というのが、
ジャンのお母さんは、
「お母さんは、Yes に丸をつけて返信しますよ。
だって、それは正しいことだから。
あなたはそれに対してどう思いますか?」
と、ジャンに聞いてきたらしい。
子供にとっては
白人も黒人も
なかったのかもしれない。
また、ジャンくらいの世代の人間は、
アパルトヘイトに対する
世界からの批判があり、
南アフリカが変わり始めていた時に
生まれた世代。
それも関係あるのだろう。
ギャレスの学校も同じく、
各クラスに一人、
黒人生徒が入ってきたらしい。
「その黒人生徒は
いじめを受けたりせんかったん?」
とワタシが聞いたら、
「No」
って答えが返ってきてホッとしたよ。
ちょっと長くなったので、
2回に分けます。
つづく。
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確か、小学校の教科書で。
1段落くらいの
ちょっとだけの説明だったけれど、
「どえらいもんがあるんやなぁ…」
と、子供心にインパクトを受けた
のを覚えている。
何年も前、同僚であった
南アフリカからの移民である
コレット(実名)が、
「ある日、そのおじさんが、
いつものように道端で
お花を売っていると、
強盗に会い、
銃で撃たれて亡くなったわ。」
「私はあの国には、
絶対に戻らないっ!」
コレットのこのお話も
ワタシに強烈な印象を与えた。
最近、相方が部下を我が家に呼んで
もてなし大会が続いている…。
料理をするのは、
当然ワタシさ。
しんどいよぉ。
まっ、とにかく、
先日、南アフリカ人夫妻の
ルイ(部下)とヘンリエット(その妻)
(共に実名)がやってきて、
途中で話題が、
になった。
ワタシはこの単語を知らんかったが、
話の内容から、
「あっ、アパルトヘイトか!」
と気づいたもんさ。
ルイとヘンリエットは50代の白人。
ワタシにとって、
”教科書の中での出来事”
であるアパルトヘイトが、
生まれた時から
生活の中にあった人たち。
ルイが言っていた、
「自分でも間違っていることは
知っているし、
恥ずかしいけれど…
差別意識、って
そんなもんなんだと思う。
昨夜は、今度は違う南アフリカ人夫妻の
ギャレス(部下)とジャン(その妻)
(共に実名)がやってきた。
彼らは30代の白人。
ジャンの話によると…
ギャレスもジャンも、
学校には白人しかおらんかったそうな。
うん、生徒、おそらく先生も
全員が白人。
その保護者への手紙というのが、
ジャンのお母さんは、
「お母さんは、Yes に丸をつけて返信しますよ。
だって、それは正しいことだから。
あなたはそれに対してどう思いますか?」
と、ジャンに聞いてきたらしい。
子供にとっては
白人も黒人も
なかったのかもしれない。
また、ジャンくらいの世代の人間は、
アパルトヘイトに対する
世界からの批判があり、
南アフリカが変わり始めていた時に
生まれた世代。
それも関係あるのだろう。
ギャレスの学校も同じく、
各クラスに一人、
黒人生徒が入ってきたらしい。
「その黒人生徒は
いじめを受けたりせんかったん?」
とワタシが聞いたら、
「No」
って答えが返ってきてホッとしたよ。
ちょっと長くなったので、
2回に分けます。
つづく。
この枕でぐっすり
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コメント
コメント一覧 (8)
不真面目なコメントでごめんなさい
とても考えさせられるお話なので、前後合わせて熟読させて頂きます
日本だと
「集団の中、多数派の中に自分はいたい」
というような意識からのものが
多いように思うけれど
国によっては
歴史や人種、宗教的思考の違いからも多く存在するから
難しい問題ですよね
日本人が教科書で学んだアパルトヘイトと
自国で体験した方々のアパルトヘイトは
温度差もあるんだろうなと感じます
でも・・・
大きい帽子のアパさんでは無い(笑)
逆になんて言っていいか わからん。
パリのおじさんって本で
パリに住むフツーのおじさんが
「ほとんどの問題は他者を尊重しないからおこる」って
言ってたけど、本質ついててすごいって思った。
日本人の本質はおもてなし(?)
ほしのや級のおもてなし(笑)
頑張ってください。
時代とかも関係してくるんだろうけど。
私は自分自身の無意識がこわいなぁ。。
アパルトヘイト、インパクトありすぎだったのを覚えてる…
差別意識って、小さい頃からそのように教えられたら完全には拭いきれないのかもしれないな。
話変わるんだけど、今入院している病院、4人部屋なんだが、うち2人がアジアの国の方(あえて国はふせます)なのね。
赤子付きの共同生活なわけだから、日本人同士でもちょっとした勘違いとか発生すると思うんだけど、マナーとか諸々含めてしんどいなぁ、と思ったり。
つい「日本人ならしないよね」とか思ってしまうから、私のこの考えもよろしくないよね。
私が神経質なのかもしれんが、相互理解の不足って国際問題に発展しかねないしね、ってこの手の話、言い方がすごく難しい!
なんだぁとおもったのですが、一緒にいた友人たちが、暴言吐いたかたを、ボコボコに言い負かしてしまいましたが、言われたわたくしは、茫然としてしまいました。((((;゚Д゚)))))))
言われたわたくしは、ただただ啞然でして。
普通のご飯屋さんだったのですが。2度目は、ありませんがね。
年末のガキ使で袴田吉彦、やり切ってましたね!