バンコクからシドニーへ6』(←クリック)の続きです。

爆弾中華親父と巨漢女に挟まれたこのフライト、
とうとう最終回がやってきました。
皆様、ご愛読、ありがとうございます。

さて、シドニーまでもう一息、となった頃、
入国カード(こういうやつ↓)が乗客に配られた。



すると、爆弾中華親父、フライトアテンダントを呼びつけ、

入国カード、ペン、自分のパスポートを
無言でアテンダントに突きつけた!


「我不可能英語!
你書入国書類!!」


という過激意思アピール半端ねぇー…。
(偽物中国語です。でも、雰囲気出とうやろ?)

もうこれはワタシの筆談では手に負えないレベルだと思ったので

ワシ、狸寝入り…。

こっ、これは無理っすよ…。



爆弾中華親父、
一歩も退かねぇ…。


「んーっ!んーっ!!」
という雄叫びをあげながら、
ペンをガンガン入国カードに叩きつけもって、

「你、書、アル!!」

切羽詰まった運の悪いアテンダントは、
英語でゆっくりと(←意味ねぇ~んだけどな…)、
"How long are you going to stay in Australia for?"
(訳:オーストラリアにはどのくらい滞在されますか?)
と聞いたところ、爆弾中華親父、これまた即答で、






やめてーっ!!

おやっさん、それ、「どこから来たの?」に対する答えだよ!









あんたのせいで危うく笑死するところだったよ、俺…。

彼がオーストラリアに入国できたかどうかは
ワタシは今でも知らない…。


おしまい。